マージンコールとは、評価損が拡大して証拠金(マージン)が減少し、損失が発生したことにより証拠金維持率が一定レベルを下回る場合に、証拠金の追加入金やポジションの決済を促すための通知のことをいいます。
FXの取引ではレバレッジを0〜25倍の範囲で自由に使用することができます。しかし、取り扱う金額が大きければ得られる利益も大きいですが、それに比例し損失のリスクも大きくなってきます。
損失は避けたいところではありますが、避けては通れない部分です。レバレッジをかけた取引で損失が出てしまい、一気にロスカット(ポジションの強制決済)が起きてしまうと損失になってしまいます。そうならないように「マージンコール」という仕組みがFXにはあります。実際どういうものなのかマージンコールについて説明していきたいと思います。
マージンコールとは?
マージンコールが実際に来たらどうすればいい?
マージンコールが実際にきた場合どうすればいいのでしょう?その場合3つの選択肢が考えられます。
①証拠金を追加してポジションを維持する。
②損失を出しているポジションを決済してしまう。
③何もしない。
③の何もせずそのまま放置するのだけは絶対に避けた方がいい選択肢になります。
なぜなら、FX会社によって定められたロスカットルールに従って、強制ロスカットされることになるからです。なので仮にマージンコールが届いた場合は、相場を見極めて①証拠金を追加してポジションを維持する。か、②損失を出しているポジションを決済してしまう。のどちらか適切な対処をするようにしてください。
①と②はその時の相場の状況によって異なりますので一概にどちらとは言えませんが、FX初心者の方には②の選択をした方が賢明だと思います。